AGEMATSU

広 報 

あげまつ

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 7月3日から14日にかけて、梅雨沿線が本州付近に停滞した影
響により、全国各地で記録的な大雨となり、九州地方を中心に甚大
な被害を出した「令和2年年7月豪雨」が発生しました。当町に
おいても、7月6日(月)から雨が降り始め、8日(水)の午前6
時43分には、長野県地方気象台が木曽地域に大雨特別警報を発表
しました。一部地域では避難勧告が発令され、土砂崩落により焼笹・
才児地区が一時孤立するなどの被害がありました。また、今回の豪
雨により赤沢自然休養林
は、アクセス路で土砂崩落
などの被災があり、復旧
作業のため臨時休業とな
りました。土砂災害や床
下浸水などの被害があり

ましたが、幸いにも負傷者等の発生はありませんでした。「自らの命は
自ら守る」の意識を持ち、平時から災害ハザードマップを活用するなど、
自宅の災害リスクや、災害時にとるべき行動を確認しましょう。

令和二年七月豪雨災害

上松町でも一部地域に避難勧告発令

令和2年7月豪雨 上松町の主な状況

被災した赤沢線の様子

水位の上昇した木曽川と下河原橋

7月6日

18時25分土砂災害警戒情報発表

上松町災害警戒本部設置

7月7日

19時27分

南上条地区で住宅近くの沢が溢れ床下浸水被害が一件発生

上松町災害対策本部設置

床下浸水の在った世帯と周辺世帯に避難指示を発令(2世帯4名)

20時20分木曽川水位上昇に伴う氾濫の恐れがあるため、諸原地区に避難勧告を

発令 (13世帯28名)

20時35分土砂災害発生の恐れがあるため、南上条地区の一部に避難勧告を発令

(7世帯16名)

7月8日

6時43分長野県地方気象台が木曽地域に大雨特別警報を発表。

7時30分土砂災害発生の恐れがあるため、芦島地区に避難勧告を発令

(9世帯26名)

8時00分木曽町三岳側で土砂崩落が発生し、焼笹地区(10世帯16名)、

才児地区(8世帯18名)が孤立

11時40分大雨特別警報解除、大雨警報に切り替わる
12時10分木曽町三岳側通行止め解除 焼笹、才児地区の孤立解消
15時30分諸原地区、南上条地区の一部、芦島地区の避難勧告を解除

7月9日

9時30分南上条地区 2世帯4名の避難指示を解除

14時00分上松町災害対策本部を警戒本部に切り替える

7月10日

9時00分上松町災害警戒本部解散